古今東西
それこそお釈迦様から江戸時代の貝原益軒の『養生訓』まで食べ過ぎは老化を早める要因と教えております。
様々なメカニズムはありますが、
中でも酵素の無駄遣いは食べ過ぎによる老化促進の大きな要因となっております。
酵素栄養学によりますと
酵素はもともと
潜在酵素
と
食物酵素
に分けられまして、
酵素自体も
消化酵素
と
代謝酵素
に分ける事ができます。
食べ過ぎが原因による老化促進は
この消化酵素を使いすぎる事によって代謝酵素になるはずだった酵素の元が殆ど消化酵素に使われてしまい、
身体を作ったり、
熱を作ったり、
免疫力を上げたり、
といった事まで手が回らなくなるのです。
なので、例えば風邪をひいた時にたくさんの
肉や油、糖質にアルコールなどを摂取すると治らないのはこの免疫酵素が消化酵素に使われてしまっているからなんです。
いくら運動を頑張っても
代謝カロリーのほとんどは基礎代謝です。
運動時のカロリー消費なんてのは1時間頑張って1〜2割あるかないかです。
アスリートの様に1日の半分以上を運動に使う人ならまだしも、ほとんどの人は運動による消費カロリーアップよりも、腹八分にする事によって、代謝酵素を十二分に働かせる事の方がダイエット、しいてはアンチエイジングにつながります。
今から約2500年前にお釈迦様は大食らいの男に
そんなに食べ過ぎては長生き出来ないよ。人は食べる量が決まっているんだから。
と仰ったようです。
キリスト教でも大食らいは7つの大罪の一つとして認識されております。
昔々の人から2000年以上も受け継がれた言葉です。
その言葉を大切にしましょう!
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