ダイエットぉ〜
となりますと、まず走り出す人が少なからずおられます。
悪くはないんですが、
運動したからといっても
『ビールを一杯多めに飲む』
なんて事では意味がないどころか、
『運動しない方が良かった』
なんて事になりかねません。
その『運動したから良いや』みたいな安心感は
30分以上運動した場合に多い事が分かっています。
『American Journal of Physiology』という医療誌に発表された研究論文によると、
太り気味だが健康で、体重を減らしたいと考えている20～40歳の男性60名を対象に実験を行った。
被験者のうち21名は、ランニングや自転車運動、ローイング（ボート漕ぎ）運動などの有酸素性運動を毎日30分間行うよう指示された。
別の21名は60分間の運動を指示され、残りの18名は対照群として運動を行わなかった。
1日30分運動したグループは、1回のセッションで300キロカロリーを消費し、13週間で体重を3.6kg落とした。
一方の1日60分運動したグループは1回に600キロカロリーを消費したが、体重減少は2.7kg落だった。体脂肪は両群とも約4kg減少したみたいです。
この結果について考えられる事は
一つは1日60分運動したグループは、運動した分だけお腹が空き、カロリーを多く摂取したため、予想したほどに体重が減らなかったのではないかと推測され
またもう一つは、1日30分の運動は楽に達成できるため、被験者はそれ以外の時間にも活動的でいられたのではないかとも推測されます！
そもそも、太る太らないは
1日の摂取カロリーと消費カロリーの足し算になりますので、
運動したからよく食べる
運動したからあまり動かない
ってのは本末転倒です。
痩せない理由はそんな所にあるかもしれませんよ〜〜！
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